こんにちは、Phybbitの大月です。 アドフラウド対策ツールのSpiderAFを提供しています。 半年くらい前にTiEcon 2019というアメリカのイベントで、TiE50にノミネートされプレゼンしてきました。 その際に改めて思ったことなのですが、「アジア人女性CEO」というだけでもグローバルではとてもレアなのに、「お母さんのCEO」は更にレアです。 私は女性だし、ママだし、スタートアップのCEOをやってるので、このタイトルに関して話をしてもOKだと思います。 このブログが多くの女性の力になれば嬉しいです。
English blog is following.
女性であること
多くの女性が経験したことがあるように、私にとってもセクハラなんてしょっちゅうです。 割と業界の偉い人に「ビジネスの話をしたい!」と呼び出され、実は彼のクライアントの接待要員だったとか、ひどい時は会食の後にホテルに誘われたりもします。 欧米で流行ってる #metoo 運動も日本では一時のブームで終わったように感じます。
それだけでなく、未だに女性は主婦で家を守る!とか、仕事は二の次!みたいな考え方が多いように感じます。 だからか、日本はG7でジェンダーギャップが最下位だそうです。
私は物理で修士まで行ったのですが、周りから「女が物理やってどーするの?」と言われてたこともあります。
ママであること
「男性は働いて、女性が家事と子育てを担当!」みたいな固定概念は未だに根強いですよね。 保育園の送り迎えを見ても、ママだって働いてるのに、いつもママしか来ない家庭はまだまだあります。うちの子達の保育園は割と多国籍なのですが、この問題は日本人だけではないように感じます。
そもそも私は「イクメン」という言葉もあまり好きじゃないです。 今はママだって働いてる家庭が多いのに、たまに公園にお散歩連れてったとか、たまに食器洗ったとか、家事や育児をお手伝いしただけでパパだけ褒められるのはフェアでないなと思います。
私の解釈
ただ、、私にとって一番やっかいなのは、私自身が子供を保育園に預けて働くことに罪悪感を覚えることです。 うちの下の子はまだ2才なのですが、まだまだママといたいだろうに毎日保育園に預けてゴメンネ!と思ってしまうのです。
また、子供達の保育園ピックアップや夕食準備があるので、6時にはオフィスを出ます。なので、7時まで働いてる皆さんにとても申し訳ないと思います。 そのおかげもあって、普段とても効率的に仕事をする事ができるようになりました。だって仕事ができる1分1秒がとっても貴重なので!!
例えば海外出張でも、私達お母さんは泣いてる子供たちを日本に残して行くので、何がなんでも結果を出そうとします。 そんな"視察"とか"とりあえず〜"なんて理由で行くなんてありえないです。 だってそんな事してたら、ただの悪いママじゃないですか!?
私は、こういう感覚がある働くママはとても強いし、結果を出しやすいと思っています。 Empower working Mom!